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炭の多孔質
 炭には、目に見えない非常に小さな無数の穴(専門的には「孔」の文字を使います)が開いています。この大きさの異なる無数の孔は枝道だらけの迷宮のようにつながっており、このようにたくさん孔が開いている性質を『多孔質』と言います。
木炭の孔の大きさはそれぞれ違いますが、木の仮道管が炭化した比較的大きな「マクロ孔」と、炭の中の炭素分子の結合が緩やかなためにできる、非常に小さな「ミクロ孔」の2つに大別されます。
マクロ孔
 直径約10〜40ミクロン(μm 1μm=1000分の1o)。木材の仮道管(木部にある、水分の通り道。動物でいうところの「血管」のようなものと思って下さい)の形が炭化後も残ってできた孔です。水や空気が炭の中に入っていく際、通り道としての役割を果たします。
ミクロ孔
 直径5ナノメートル以下。炭化する過程で、木を構成している物質が化学反応しガス化して炭素が残りますが、炭素は酸化しやすく加熱するとすぐに化学反応を起こします。炭化の過程では酸素は供給されることはないので、酸化して二酸化炭素等のガスになることはなく、炭素同士が結びつき、炭素の結晶状態になります(このようにしてできた炭素の化合物を化学的には「無定形炭素」といいます)。炭素がこの無定形炭素となる化学反応を起こすとき、お互いの結合が緩やかなので分子レベルでの隙間があくのです。この隙間をミクロ孔といいます。分子を吸着する役割を果たします。
 このほかにも、細胞壁が炭化する過程でできる「メソ孔」など、さまざまな大きさの孔がそれぞれ繋がって、多孔質を形成しています。その数は想像を絶するほど多く、木炭1gあたりの孔の面積を全て合わせると、200〜400u(テニスコート1面分)の広さがあるといわれています。
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